６０年代当時の美容室はセットやパーマを行う場所でした。髪や頭皮をケアする、という考え方は皆無だったのです。そんな時代、｢健康な頭皮から美しい髪が生まれる｣という画期的な理念に基ずいて１９６４年に誕生したのがケラスターゼでした。毛髪を意味する｢ケラチン｣と、美しさを意味する｢スターゼ｣というふたつの言葉を組み合わせ、髪と頭皮を美しくしたいという意味をこめて名付けられました。サロンでのヘアエステティックというケラスターゼ独自の製品コンセプトは、当時の業界に驚きを持って迎えられました。

       

　　　　　　　　　　　６０年当時のケラスターゼ広告(フランスの雑誌より)

７０年代に入ると、ケラスターゼはブランドにますます磨きをかけて行きます。ドライ、オイリー、ダメージと髪のトラブル別に細かく対応する新しいコンセプトの製品をラインナップするだけでなく、スキンケアと同様にカウンセリングを通じたお客様一人一人のタイプに合わせたヘアエステの考え方を確立。他ブランドも次々に追従し、ケラスターゼの提唱した｢タイプ別｣がヘアケアの主流となったのです。

８０年代の女性達は、従来にも増して髪に気を使うようになっていました。そこで、ヘアケア業界のリーディングブランドとなったケラスターゼが次に放ったのが、髪のダメージの度合いに合わせて製品を選べるニュートリティブ シリーズです。さらにケラスターゼは、サロンで行われるエステの効果を高め、それを美しくキープするための｢ホームエステ｣という概念を確立しました。

９０年代はストレスが増えて癒しが求められるようになった時代。ケラスターゼは｢心身ともにリラックスできるヘアエステ｣という考え方にたち、さらなるリラクゼーションの開発に力を注ぎました。加えてこの時代は、パーマやカラーリングの定番化に伴って髪のダメージが増加。そこでケラスターゼは、毛細細胞間物質と同様の成分・ビタセメント複合体を配合した、髪を内側から補修してくれるレジスタンス シリーズを１９９６年に発表しました。さらに１９９９年には通常のトリートメントに含まれているエマルジョンの1/100という超微粒子ナノエマルジョンによって瞬間的に栄養分の補給ができるようになったニュートリティブシリーズのアクア オレアムが誕生しました。

２０００年代を迎えて、ますます個性化・多様化する女性達のニーズ。ヘアエステティックの先端を走りつづけているケラスターゼの回答は、｢お客様ひとりひとり、そのお客様だけが体験できるサービスでのおもてなし｣。もちろん、基本的な機能と高いクォリティをベースに、複合的な力を持った画期的な製品も次々と生み出されています。なかでも２００４年に生まれ変わったスペシフィックシリーズに新しく加わったオートトレランス ラインは、日本から世界に向かって初めて発信されました。

２００５年には｢カラーヘアに光の革命を｣をコンセプトに、繊維形状のトリートメント成分を髪に編みこむように補給するファイブリオニック システムを導入した、カラーヘア向けのリフレクション シリーズを発表しました。

２００７年にはニュートリティブ シリーズに新しいラインが誕生。
それは、ツヤと輝きのある、美しいパーマ・カールスタイルへと導
く｢イドラ・エラスト複合体｣を配合したエラストカール シリーズ。

2007年エラストカール誕生

ニュートリティブ・・・
それは厳しい審美眼を持つ日本女性の美の切り札です。

２００７年。常に時代をリードし、今女性たちが何を必要としているかを的確に分析するケラスターゼがおくる最新作、それが〈ニュートリティブ：グルコ・アクティブ〉です。

進化を遂げるケラスターゼが２００８年に新たに贈るニューライン
ＣＨＲＯＭＡ ＲＩＣＨＥ　　【クロマ リッシュ】
満ちるうるおい、あふれる光の艶めき髪、光の革命”リフレクション”にカラーヘアケアの進化系クロマリッシュ ライン誕生。
みずみずしいうるおいと、輝くような艶をもたらします。より美しい髪を求める
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女性のために、ケラスターゼの提案はさらに進化を続けます。